大好きな街ニューヨークでゴスペルを歌ったお話し。その壱。

私の海外デビューはちょっと遅めの30歳。
初めて行ったのは、会社の研修旅行で台湾へ。そこから社員旅行のグアム。ワーホリで滞在中の友達に会いに行ったニューヨーク。友達と韓国。などと海外に行くことになるのですが、その中でドはまりして大好きなニューヨークのお話し。

このニューヨークとの出会いが私を変えてくれた一つのターニングポイントでもありました。これまでにニューヨークに行ったのは5回。
ハマりにハマりました。

1回目。ワーホリの友達に会いに。
2回目。マクドナルドが開催しているゴスペルフェストの出演。
3回目。2回目のゴスペルフェストで出会った友達とフェストを見に。
4回目。地元の友達と。
5回目。同僚と。

計5回。それぞれ、インパクトのある思い出がたくさん。
そのうちの2回目のお話し。

ある時、ゴスペル教室で出会った友達から、ゴスペルフェストに日本人クワイアが出る。
そのオーディションがあるとの知らせ。
仕事中だった私は居てもたってもいられなくて、すぐに調べて、
会社員だったので休みが必要だけど、確認も取らずに真っ先に応募(笑)

上司にも、夢を語り、このチャンスは逃したくない、と1週間のお休みを取って
オーディションにも受かっていないのに行く気満々で準備を始めました。

兎にも角にも、審査に通らなければならない。熱意を伝え参加の合格を頂きました。


そして、リードをとるソロオーディションもあるとのこと。
初めてのことでしたが、ニューヨークで、3万人クラスの会場でソロを取るなんて二度とない。そのオーディションも受けることにしました。

オーディションを受けたことがない私は右も左もわからない。
動画を取らなければならず、方法もわからないままカラオケBOXにいって、動画を取りました。短期間で楽曲を覚えて、ソロを歌う。
何もわからないし、緊張もする。でも、ニューヨークで歌う。というワクワクを原動力に送りました。

そこから、しばらくして、友人と都内のホテルで日ごろの疲れを取ろうと泊りに行っていたところ。オーディションの結果。

【ソロ1次審査合格 2次審査は現地で。そして、良かったら現地でのプロの先生にレッスンを受けてみないか】

そんな連絡に泣いて噛みしめたことを今でも覚えています。
後から考えれば、レッスンは全員に声をかけているだろうに、私はその特別感すらも勘違いするほどに舞い上がっていました。

この出演者は日本各地から応募していて、初めて会うのは成田空港。
一緒に初めて歌うのは、ニューヨークについたその日のスタジオ。

そこからの共同生活。ホテルでの1週間音楽漬けの毎日が始まります。
そもそも人見知りの私が、成田空港ではじめまして、をした人たちと1週間過ごせるのか。
色んな事が挑戦でした。

その、マクドナルドゴスペルフェスト2013。
私たちが出るゲスト歌唱枠の前までは、歌・ダンスなどのコンペティション。
そこからゲスト歌唱。
そして、プロのゴスペルアーティストのライブです。

なんと、その時のライブはホイットニーヒューストンのお母さま、シシーヒューストンに
私のゴスペルを習い始めて初めてソロを歌った曲のヘゼカイア・ウォーカー。
他にも名高るプロシンガーのラインナップ。
そして。すごいのが。ソウルミュージックの女王。アレサ・フランクリンの出演。

飛行機が苦手だという彼女が国外に出ることはない。そして大御所すぎる。
そんな彼女が同じステージで歌う。
奇跡だと思います。生で歌を聴けたこと。飛んでもないオーラでした。


そんなこんなの、ニューヨークでのゴスペル。

ゆっくり記していきたいと思います。

Umeko

誰かの日常に寄り添える歌を。 音楽を中心に暮らすため37歳で脱サラ。 Umekoがすきなもの。 梅,ニューヨーク,古墳,遮光器土偶,シュナウザー スケジュールやブログは記事一覧に。

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